子供が夜寝る時に鼻づまりでなかなか寝付けない・・・。
我が家の一番上の子も、風邪をひいてるわけでもないのに、夜寝る時になると鼻づまりになって寝れないことがよくあります。
それも布団に横になると急に鼻づまりになるんです。
本人がツラそうな時、病院に連れ行ったんですが、ダニやハウスダストによるアレルギーが原因とのことでした。
病院に行くと薬を処方してもらうので改善するけど、薬ばかりに頼りたくないですよね。
そこで、今回は、布団のダニアレルギー対策を紹介します。
ハウスダストの70パーセント以上はダニ!?
よく通年性アレルギー性鼻炎の原因として、ハウスダストがあげられますよね。
でも、そのハウスダストの70%から90%がダニなんです。
ハウスダスト1gの中に何万匹ものダニやダニの死骸がいると言われています。
ダニアレルゲンが引き起こす症状
ダニが原因となる主な症状は4つあります。
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性結膜炎
- アレルギー性皮膚炎
- 気管支喘息
ダニアレルゲン(ダニのフンや死骸)は様々なアレルギー性疾患や喘息の原因となるので注意が必要です。
我が家の子供もダニによるアレルギーが原因で鼻づまりになっていると考えられました。
布団はダニの最高の場所
家庭内でダニが一番発生しやすい場所は布団です。
ダニにとって、布団は暖かく適度に湿気があり、エサとなる人間のフケが多いので、最高な環境です。
- 高温・多湿(温度20~30℃、湿度60~75%)
- エサがある(フケ・アカ・カビ・食べカスなど)
- 住みかがある(布団・寝具・畳・絨毯・ぬいぐるみ)
布団には何十万〜何百万匹ものダニがいるとも言われています。
こまめな駆除と増やさないための予防が不可欠です。
家での布団のダニアレルギー対策
家でできるダニアレルギー対策とは「ダニの死骸やフンなどを掃除すること」です。
布団の掃除方法(お手入れ方法)をご紹介します。
1.シーツ・カバーの洗濯
まず最初にやるべきことは、布団のシーツやカバー、タオルケット、枕カバーなどの洗濯です。
ダニアレルギーの原因となるダニアレルゲンは、ほとんどがダニのフンです。
フンは水溶性なので、洗濯機で洗うだけど、ほぼ全部洗い流すことができると言われています。
シーツとカバーは布団を汚れから守るだけでなく、ダニの繁殖を抑える役目もあるので、汚れる前に洗うのが理想です。
週に1度、少なくとも2週間に1度は洗濯するように心がけましょう。
2.布団乾燥機
ダニの一番の苦手のものは「高温」と「低湿度」です。
ダニは、50℃以上で熱せられると死滅すると言われています。
また、湿度が50%以下だと活発に動けなくなるので、繁殖を抑えることができます。
そこで、50℃以上の温風を送り続ける布団乾燥機で、満遍なく布団を温めれば、ダニ退治に最適です。
最近販売されいている布団乾燥機には「ダニモード」などダニ退治のためのコースが付いているものも多いですよ。
3.布団の掃除機かけ
布団乾燥機を使ってダニを死滅しても、布団からダニアレルゲンは無くなりません。
なぜならダニアレルゲンであるダニの死骸やフンは布団に残ったままだからです。
そこで、掃除機または布団クリーナでダニの死骸やフンを吸い取らないといけません。
一般的には1㎡に対して20秒以上吸引したほうがいいと言われています。
\ 干すよりキレイ! /
ふとんの丸洗い
高温でダニを駆除し、掃除機で死骸やフンを吸い取るだけでも、効果があります。
でも、それでもまだ気になる場合は、布団の丸洗いがオススメです。
ダニの死骸やフンのダニアレルゲンは水溶性なので、水に漬け込んで洗うことで洗い流すことができます。
洗濯機で洗濯可能な布団であれば、家で洗濯できますね。
大型の洗濯機が設置されているコインランドリーで洗濯することも可能です。
もし、洗濯不可だったり、自分で洗うのには不安がある場合は、布団を丸洗いしてくれる専門クリーニング業者に依頼する方法もあるので、チェックしてみてください。
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ダニ対策の注意すべきポイント
天日干し
布団を天日干しすることで、ダニが死滅することはありません。
干すことで湿気が減るのでダニの繁殖の予防にはなりますが、ダニアレルゲンである死骸やフンは無くなりません。
天日干しだけではダニアレルギー対策としては不十分と言われています。
布団たたき
天日干しをした後に、よく布団たたきでパンパン叩く方も多いんではないでしょうか?
この布団を叩く行為はNGです!
私もよく干した後に布団をパンパン叩いていましたが・・・。
布団を叩くと、布団内部から表面にダニの死骸やフンが出てきて、アレルゲンをばらまくことになります。
これだと逆効果で、ダニアレルギー症状が起こしやすくする可能性があるので要注意です。
まとめ
いかがでしたか?
鼻づまりなどのダニアレルギー症状を予防する方法は以下の通りです。
- シーツ・カバーを洗濯する
- 布団を高温で乾燥させる
- 掃除機で吸い取る
- 最終的には布団を丸洗いする
子供が鼻づまりなどで寝付けないのは、親としても心配になります。
また、子供が寝付けないと、親も子供が気になって寝付けなくなる・・・。
病院に行って医者に診てもらうのが一番だと思いますが、家でできる対策もして子供も大人も快適な夜を過ごしたいですよね。
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