寝ぐずりなどでなかなか寝てくれない赤ちゃんにはおひな巻きがいいと聞いて試す方もいるんじゃないでしょうか?
試した結果、おひな巻きでよく寝てくれる赤ちゃんもいますよね。
そんな時、おひな巻きをしたまま寝かせてもいいのかな?と疑問に思うことがあると思います。
私も疑問に思った一人なので、「おひな巻きをして、そのまま寝かせるのは大丈夫なのか?」調べてみました。
おひな巻きをして、そのまま寝かせるのはOK?
結論としては、そのまま寝かせるのはあまりよくないとのことです。
おひな巻きを長時間することは推奨されていません。
長時間のおひな巻きがよくない理由は2つです。
- 体温の上がりすぎ
- 股関節への負担
おひな巻きをすると、体をすっぽりとおくるみで包むので、体温調節がうまくできない場合があります。
赤ちゃんは体温調節がうまくできないので、体温がどんどん上がってしまう可能性があるんです。
また股関節への負担は、おひな巻きで足の位置を固定するので先天性股関節脱臼のリスクが高まると言われています。
なるべく1時間に1回おひな巻きをゆるめて、赤ちゃんの様子を確認した方がいいとのことです。
それでも、おひな巻きをすると赤ちゃんがよく寝てくれるので、おひな巻きをしてそのまま寝かせている方も中にはいました。
おひな巻きにはそれだけの効果があるということですよね。
おひな巻きを長時間することはよくないと言われていますが、おひな巻きによる効果を紹介します。
おひな巻きの効果
おひな巻きは、赤ちゃんの寝かしつけの方法として効果があります。
- 赤ちゃんが安心する
- モロー反射を防ぐ
- 赤ちゃんがぐっすり寝る
赤ちゃんが安心する
ひとつ目の効果は赤ちゃんが安心することです。
おひな巻きをすることで、赤ちゃんの体がくるまれます。
そうすると、お腹の中にいたときと同じような姿勢になるため赤ちゃんが安心して落ち着くと言われているんです。
モロー反射を防ぐ
二つ目の効果はモロー反射を防ぐことです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、手足をビクッとさせるモロー反射をしますよね。
寝ているときにも起きるので、せっかく眠っていた赤ちゃんが自分のモロー反射で起きてしまうこともよくあります。
おひな巻きをすれば、体が固定されるのでモロー反射を防ぐことができるんです。
そのため、赤ちゃんがモロー反射に眠りを邪魔されることがありません。
赤ちゃんがぐっすり寝る
1番の効果は、赤ちゃんがぐっすり寝ることです。
おひな巻きをすることで、赤ちゃんは安心して落ち着き、モロー反射を防ぐので、ぐっすりとよく寝てくれるようになります。
赤ちゃんがぐっすり寝てくれれば、ママの休める時間も増えますよね。
おひな巻きの注意点
赤ちゃんがよく寝てくれるというおひな巻きですが、注意しなければいけない点もあります。
- 手を出す
- 目を離さない
- 足はM字
- 長時間しない
詳しく紹介していきますね。
手を出す
おひな巻きをするときは、手はおくるみの外に出しておいたほうがいいとのことです。
赤ちゃんは、大人のように自分で体温調節することができません。
手足を全部おくるみにくるんでしまうと、体の熱を外に出すことができなくなる可能性があります。
体の熱を外に出せないと、体温が上がりすぎてしまうんです。
そこで、手はおくるみから出して、赤ちゃんの体に熱がこもらないようにしましょう。
目を離さない
おひな巻きをしている間は、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
おひな巻きはうつ伏せ寝になることは少ないですが、もしかしたら寝返りなどの何かの拍子にうつ伏せになってしまう可能性があります。
うつ伏せになってしまうと窒息の危険もあるので、万が一にの場合を考えて赤ちゃんから目を離さない方がいいとのことです。
足はM字にする
おひな巻きをするときは、赤ちゃんの足がM字またはあぐらになるようにしないといけません。
おひな巻きは足をキュッとくるむので、先天性股関節脱臼のリスクが出てきます。
股関節に影響が出ないように、赤ちゃんの足はM字かあぐらの状態にしてくるむようにしましょう。
長時間は避ける
最初に紹介しましたが、長時間のおひな巻きは推奨されていません。
長時間おひな巻きをすることによって、股関節への影響や体温が上がりすぎてしまう可能性があるからです。
我が家のおひな巻き事情
我が家では、末っ子が生後2ヶ月ぐらいから3ヶ月ごろまでおひな巻きをしていました。
生まれてからは、基本的に抱っこで寝かしつけてベビーベッドに移していました。
夜中も同じようにしていたけど、寝ぐずりするように・・・。
さらに2時間おきぐらいに起きるので、私が寝不足になってしまったんです。
そこでおひな巻きを実践するようになりました。
おひな巻きをしてそのまま寝かせる・・・
我が家では、おひな巻きをして寝かしつけベッドにそのまま置いて寝かせていました。
目を離さない・長時間おひな巻きしないという注意点を全く守らず寝かせていました・・・。
おひな巻きをしたまま寝かせると、2時間おきぐらいに起きていたのが4時間ぐらい寝るようになったんです!
そのおかげで私の寝不足も少し改善されて助かりました。
おひな巻きがほどけてる
おひな巻きを始めるために巻き方を調べたものの、なかなかうまく巻くことができませんでした。
なので、キュッときつく巻くことはなかったので、赤ちゃんが動くとほどけてしまうこともしばしば。
生後3ヶ月ごろには足のバタバタが大きくなって、ほどけることが増えていったんです。
あるとき、泣いて起きたときにおくるみが顔にかかってしまっていることがありました。
顔にかかっているのを見たとき焦りました・・・。
それからは、従来のおくるみでするおひな巻きではなく、「スワドルアップ」というおくるみを代わりに使い始めました。
「スワドルアップ」なら、おひな巻きと同じぐらいよく寝てくれる上に使い方も簡単。
おひなまきのようにほどけてしまったり、バタバタ動いていつの間にか顔にかかってるなんてこともなくて安心です。
おひな巻きのときよりよく寝てくれて、授乳の間隔が開きすぎちゃうぐらい。
みんなはおひな巻きどうしてる?
私はおひな巻きをしたまま寝かせていましたが、顔にかかることがあってからは他の方法に変えました。
他の方はおひな巻きをして、そのまま寝かせていたのか調べてみました。
おひな巻きをして、そのまま寝かせている方も結構いました。
中には朝までぐっすり寝てくれる子もいるようです。
また、赤ちゃんがぐっすり眠ったらおひな巻きをほどいている方もいます。
私と同じように顔にかかってたって言うママもいるから、寝入ったらほどいてあげたほうが安心かも。
おひな巻きと同じ効果があるおくるみ
おひな巻きには注意点があったり、そのまま寝かせることに不安があります。
でも、「おひな巻きの効果はなくしたくない!」と思う方もいるはず。
そんな方にオススメなのが、奇跡のおくるみと呼ばれている「スワドルアップ」です。
我が家でも、おひな巻きの効果はそのままで、顔にかかる心配がない方法がないかと思った時にスワドルアップの存在に気づきました。
「スワドルアップ」は、股関節の心配も顔におくるみがかかる心配もないので、一晩中着せたままでも安心です。
さらに、おひな巻きのときより、よく寝てくれるようになりました。
おひな巻きに自信がない方はスワドルアップを試してみてはどうでしょうか?
まとめ:おひな巻きのまま寝かせても大丈夫?
いかがでしたか?
おひな巻きをしてそのまま寝かせることは、推奨はされていませんでした。
おひな巻きのまま寝かせていたと言う方もいる一方、我が家のように顔にかかってしまってヒヤッとした方もいました。
でも、おひな巻きに効果があるのも事実です。
赤ちゃんの様子を観察しながら、寝かしつけなどにうまく活用できたらいいですね。
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おひな巻きで寝かせていました。
だんだん崩れて顔に巻き付く時もあるので、そこは注意した方が良いです。